初恋1.5 第11話 初デート!?(パート2) 【シーゲルの青春小説】 中学生時代編(前編)
初恋1.5 第11話 初デート!?(パート2)
【シーゲルの青春小説】 中学生時代編(前編)
※この物語はフィクションです。
※この物語はフィクションです。
(80年代前半を時代背景にした物語です)
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【この回のイメージ曲♪(その1)】
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「パート1」からの続き!☆
僕は…三浦信之…中学2年生…
部活帰りの…夜の公園で…
二人きりになった…
僕と「寛子」は…
お互い…何も話さないまま…ブランコに乗っていた…
正直、僕は、こんなに緊張したのは初めてのことだった…。
運動会のクラス対抗リレーのスタートの瞬間や、
他校とのケンカに行った時よりも…緊張したかもしれない…
心臓が…バクバクいって…全然、止まらなかった…。
テレ隠しに…ブランコを立ち漕ぎで乗っていると…
「寛子」が…やっとクチを開いた…。
「ねぇ…お腹すいてない??」(寛子)
「ん?
あ~そー言えば…お腹ペコペコだよ…(笑)」(僕:信之)
緊張しすぎて…忘れていたけど…
部活の帰りで…物凄く「腹ペコ」だった…
すると…彼女は…
ハンカチに包まれた…ランチボックスの中から…
アルミホイルに包まれた「おにぎり」と、
玉子とハムの「サンドイッチ」を出して来た…。
「おお~美味そう~!食べてイイ??」(僕)
「どーぞ。どーぞ(笑)」(寛子)
腹ペコな僕は…
「おにぎり」を片手に…
もう片方の手には「サンドイッチ」を…って感じで…
夢中で食べていた…。
彼女も部活帰りで…
お腹が空いているから…一緒に食べた。
「おいしい…」の言葉の他は…
二人はほとんど無言だったけど…。
お腹が満たされたことと…
おにぎりとサンドイッチが美味しかったことが…
少し緊張がほぐれて…余裕が出来たって感じになって…
寛子が持ってきた…水筒から…
少し砂糖が入って…
「おいしい…」の言葉の他は…
二人はほとんど無言だったけど…。
お腹が満たされたことと…
おにぎりとサンドイッチが美味しかったことが…
少し緊張がほぐれて…余裕が出来たって感じになって…
寛子が持ってきた…水筒から…
少し砂糖が入って…
ほんのり甘い感じの…「レモンティ」を飲んで…
気持ちが落ち着いてきたら…
寛子の方から話を始めた…。
「サンドイッチ…美味しかった??」(寛子)
「ああ~とっても美味しかったよ~(喜)」(僕)
「あのサンドイッチとおにぎり…私が作ったんだ…(恥)」(寛子)
「え??キミが…作ったの…??
お母さんとかが作ったヤツじゃないんだ…??(驚)」(僕)
「朝、学校に行く前に作って…
学校に持ってくると悪くなっちゃうから…
自宅の冷蔵庫に入れといて…
放課後、友達の「恵美」に頼んで…
私の家から取って来て…
今さっき、届けてもらったんだ…。」(寛子)
「へぇ~上手だね~。」(僕)
「う~う~ん(嬉&恥)
寛子の方から話を始めた…。
「サンドイッチ…美味しかった??」(寛子)
「ああ~とっても美味しかったよ~(喜)」(僕)
「あのサンドイッチとおにぎり…私が作ったんだ…(恥)」(寛子)
「え??キミが…作ったの…??
お母さんとかが作ったヤツじゃないんだ…??(驚)」(僕)
「朝、学校に行く前に作って…
学校に持ってくると悪くなっちゃうから…
自宅の冷蔵庫に入れといて…
放課後、友達の「恵美」に頼んで…
私の家から取って来て…
今さっき、届けてもらったんだ…。」(寛子)
「へぇ~上手だね~。」(僕)
「う~う~ん(嬉&恥)
別におにぎりにサンドイッチなんて…
別に大したことじゃないよ…
別に大したことじゃないよ…
玉子のサンドイッチだって…家庭科で習ったし…(笑)
それに…
それに…
部活でお腹空いていたでしょうから…
何を食べても美味しいハズだよ…(笑)」(寛子)
「そう??
でも…とっても美味しかったよ…。
僕は…キミのお母さんが作ったのかと思った…(笑)」(僕)
「やだ~!」と言って…
「そう??
でも…とっても美味しかったよ…。
僕は…キミのお母さんが作ったのかと思った…(笑)」(僕)
「やだ~!」と言って…
「寛子」は、笑いながら…僕を軽く叩いた。
その後は…
「寛子のクラスのこと」とか…
「寛子のテニス部」のこととか…
「寛子の女友達」のこととか…
「寛子の小学校」(○子は、僕と同じ小学校卒では無い)の頃のこととか…
「寛子」は…女の子らしく…??(笑)
一人で、勝手に色々話して…
その後は…
「寛子のクラスのこと」とか…
「寛子のテニス部」のこととか…
「寛子の女友達」のこととか…
「寛子の小学校」(○子は、僕と同じ小学校卒では無い)の頃のこととか…
「寛子」は…女の子らしく…??(笑)
一人で、勝手に色々話して…
同じような内容で…
僕に…質問攻めにしてきた…w
今まで…遠くで見ている分には…
「大人しい」性格の子だと思ったけど…
やっぱりテニス部に入るよーな…
元気で…明るい性格の…フツーの中学生って感じだった…。
僕に…質問攻めにしてきた…w
今まで…遠くで見ている分には…
「大人しい」性格の子だと思ったけど…
やっぱりテニス部に入るよーな…
元気で…明るい性格の…フツーの中学生って感じだった…。
しばらくの間…楽しく話していたけど…
公園に…若い大人のカップルが入って来て…
ハっと思って…
公園の時計を見たら…もう夜の8時を過ぎていた…
はじめに…ちょっと食事したりしていた時間があったけど…
あっと言う間に…
「1時間半」以上は…二人で話をしていたことになる…
「もうこんな時間…??
親が心配するから…そろそろ帰んないと…」(僕)
「そうだね…(寂)」(寛子)
僕は、野球部の練習用具が入った…
ショルダーバックを持って立ち上がると…
「寛子」は…いつも僕を見つめていた時のよーな…
「学校の授業を受けている時のよーな??
不思議そーな「マジメ顔」」になって…
(※(注)たぶん彼女は…イイ顔を作ろうとして…そーいう顔をしているのだと思う…??)
僕のことをまっすぐ見つめている…
何か…「その顔」を見たら…僕は緊張してしまって…
「じゃ…じゃ~またね…(緊張)
おにぎりとサンドイッチ…美味しかったよ…。
ありがとう~ね~。」(僕)
そー言って…逃げるように??
(※(注)たぶん彼女は…イイ顔を作ろうとして…そーいう顔をしているのだと思う…??)
僕のことをまっすぐ見つめている…
何か…「その顔」を見たら…僕は緊張してしまって…
「じゃ…じゃ~またね…(緊張)
おにぎりとサンドイッチ…美味しかったよ…。
ありがとう~ね~。」(僕)
そー言って…逃げるように??
帰ろうとすると…「寛子」は…。
「あっ…。
また…
良かったら…
練習の帰りにでも…
会って…
お話しても…イイ??
おっ…お弁当…
また…作って…くるから…(緊張)」(寛子)
「寛子」も…
「あっ…。
また…
良かったら…
練習の帰りにでも…
会って…
お話しても…イイ??
おっ…お弁当…
また…作って…くるから…(緊張)」(寛子)
「寛子」も…
別れ際で…緊張したのだろうか??
少し言葉が…「しどろもどろ」だった…(笑)
僕は…ちょっと考えちゃったけど…
「いいよ…(恥)」(僕)
「ホントに…(喜)
じゃあ~…
明日も…会ってくれる??(喜)」(寛子)
「うーん…。
明日は…練習が終わった後、
夜の7時~9時までは塾があって…
「火・木・土」は…塾だし…
月曜は…部活、練習休みだけど…
少し言葉が…「しどろもどろ」だった…(笑)
僕は…ちょっと考えちゃったけど…
「いいよ…(恥)」(僕)
「ホントに…(喜)
じゃあ~…
明日も…会ってくれる??(喜)」(寛子)
「うーん…。
明日は…練習が終わった後、
夜の7時~9時までは塾があって…
「火・木・土」は…塾だし…
月曜は…部活、練習休みだけど…
友達とかと遊ぶ用事もあるし…
土日は…
土日は…
練習や試合とかもある場合もあるだろうから…
今日の…この時間だったら…大丈夫だよ…
つまり…部活後の…
今日の…この時間だったら…大丈夫だよ…
つまり…部活後の…
水曜日の夜と…金曜日の夜なら…OKだよ…。」(僕)
「じゃ~次回は…
金曜日に…。
部活後の…この公園のブランコでね…(嬉)」(寛子)
「うん。じゃ~ね…(恥)」(僕)
「うん。バイバイ~(喜&恥)」(寛子)
その後は…
お互い…恥ずかしかったからだろうか…??
「じゃ~次回は…
金曜日に…。
部活後の…この公園のブランコでね…(嬉)」(寛子)
「うん。じゃ~ね…(恥)」(僕)
「うん。バイバイ~(喜&恥)」(寛子)
その後は…
お互い…恥ずかしかったからだろうか…??
初デートの嬉しさで…
飛び上がって…大声を出して喜びたかったのだろうか…??
僕も…寛子も…
僕も…寛子も…
お互いを一度も振り返ることなく…
嬉しそうに微笑みながらも…
逃げるような小走りで…??
公園を後にした…。
中学生らしい??
公園を後にした…。
中学生らしい??
うぶな…初デートの体験だった…
正直…寛子のことは…
まだ知り合ったばかりで…良く知らないし…
この子と…絶対!付き合いたい!!ってほど…
好きで好きで仕方がない…ってワケじゃないけど…
この時の気持ちの高揚は…
まさに「青春」って…感じだった…
とってもイイ思い出だった気がするよ…
そして…
寛子が作ってくれた…
玉子とハムのサンドイッチと…
レモンティの味は…
まさに…「青春の味」だった…
「パート3」につづく。
「パート3」につづく。
※この物語は…
80年代前半を時代背景にしたフィクションです。