初恋 アウトサイド 第1話 気になる人
初恋 アウトサイド 第1話 気になる人
この物語はフィクションです~
暇つぶしに遊びで書いてますので~そこんとこヨロシクです~
※初めに…
「初恋 アウトサイド」とは…
主人公「三浦信之」を…
女性側から見たショートストーリーです~
【今回のストーリーのイメージBGM曲はコレ~】
宜しかったら聞きながら読んでみて下さい~
↓↓ ↓↓
私は…「竹本ゆきな」…
入社して2年目…初めての異動…
新しい職場に…気になる男性が…
その人の名は…「三浦信之」…
同じ職場だけど…部署は違うので…
異動した初日の挨拶回りで顔を合わせただけ…
いまだに一言も口を聞いたことが無い…
その人は…無口なのか?しゃべらないのか?
いつも真剣な難しい顔をして仕事をしてるんだけど…
その横顔とか…雰囲気とか…
大好きって感じじゃないんだけど…何か気になる…
気になるから…ちょっと話してみたいんだけど…
どうやって…きっかけを作れば良いのかな…
なんか…どきどき…
そして…もやもや…
私は…どちらかって言えば…モテた方だと思う…
高校は共学で…入学してすぐに…
ちょっといいかなって思ってたクラスメイトに告白されて…
そのまま高校卒業するまで…その人とずっと付き合ってた…
その人と付き合っていたけど…
他の人にも声をかけられたりして…
ちょっと迷った時期もあったかな?w
特に…1コ上のバスケ部の先輩に…
「アイツと別れて…俺と付き合ってくれ…」って言われた時には…
思わずグッときちゃったな…w
考えてみれば…私のモテ期は…高校時代までだったなぁ…
高校卒業して就職してからの私は…男運ないなー…
高校の時のカレとは…卒業をきっかけに別れちゃった…
私は就職…彼は地方の大学に…ってことで…
「お互い別々の道を歩みましょう…」って…私の方から言っちゃった…
この前…寂しくなって電話しちゃたら…むこうで新しい彼女出来てて…
「ゆきなも…早く新しい彼氏作って…幸せになってね…」だって…
就職して新しい出会いがあるかと思ったら…
まわりは年の離れたオッサンたちと…
性格のきっつい女子先輩ばかりだし…
先輩女子には…毎日、ガミガミ…怒られて…
オッサン上司には…セクハラまがいの…つまんないオヤジギャグ聞かされながら…
あれも…これもと…仕事押し付けられて…
毎日、疲れてぐったりして…時にへこんだりして…
まったく恋愛どこじゃなかったなぁ…
社内アンケートに毎回、異動したいって書いてたら…
3年目の春から新しい今の職場に異動…
前の職場は家から1時間ちょっと…今の職場は家から30分~
今の職場は…キレイで大きいし…前の3倍は人がいるから…
年の近い人や…気の合いそうな人も多いし…
前の職場みたいに…意地悪な人がいない…w
とにかく…異動して良かった~w
そんな時…気になる人を見つけた…
三浦信之さん…
無口で大人しい人…
いつも難しい顔して仕事してるんだけど…
そんな真剣な表情が好き…
はじめて信之さんを意識したのは…
異動して初日に…11時に10分休憩があって…
職場にある…紙コップのコーヒーの自販機で…
信之さんと一緒になったこと…
私がコーヒーを買って待っている時に…
信之さんが…私の横で待ってたの…
たったそれだけのことだけど…ものすごいドキドキしちゃって…
思い返してみると…
私のまわりって…ニヤニヤした一般生の男子しかいなかったなぁ…
信之さんって…学生時代は男子高の部活人間だったそうで…
そーいうなごりみたいなものがあるのかな…
とにかく…あの凛として男っぽい体育会な雰囲気が好き…
ああ…信之さんとお話してみたい…
私が新しい職場に来てから…ちょうど2週間…
今夜は私たちの歓迎会…
もしかして…信之さんとお話出来たり…出来るかも?w
楽しみ…
つづく